一目でわかる!日本の中央線ルール

追い越し・はみ出し、できる?できない?を完全図解

まずは基本の3パターンを覚えよう

白色の破線

はみ出しての追い越しが
可能です。

白色の実線

原則として、はみ出しは
禁止です。

黄色の実線

追い越しのためのはみ出しが
禁止です。

道路幅と中央線で見る 詳細ルール

片側幅 6m未満の道路 (比較的狭い道)

白色の破線

はみ出し: 可能

追い越しのためのはみ出し: 可能

はみ出さない追い越し: 可能

✔ 適切に行えば違反ではありません。

白色の実線

はみ出し: 条件付きで可能

追い越しのためのはみ出し: 条件付きで可能

はみ出さない追い越し: 可能

⚠ 条件(見通しが良い等)を満たさない場合は違反です。

黄色の実線

はみ出し: 追い越し目的では禁止

追い越しのためのはみ出し: 禁止

はみ出さない追い越し: 可能

違反: はみ出し追越しは2点 / 9,000円(普通車)。

片側幅 6m以上の道路 (比較的広い道)

白色の破線

はみ出し: 可能

追い越しのためのはみ出し: 可能

はみ出さない追い越し: 可能

※この組み合わせは稀ですが、ルール上は可能です。

白色の実線

はみ出し: 禁止

追い越しのためのはみ出し: 禁止

はみ出さない追い越し: 可能

違反: はみ出し追越しは2点 / 9,000円(普通車)。

黄色の実線

はみ出し: 追い越し目的では禁止

追い越しのためのはみ出し: 禁止

はみ出さない追い越し: 可能

違反: はみ出し追越しは2点 / 9,000円(普通車)。

安全運転のための重要ポイント

「追越し禁止」の標識が最優先!

追い越し禁止の標識

追越し禁止

これらの道路標識がある場所では、中央線が白の破線であっても追い越しはできません。標識の指示が最も優先されます。

黄色の実線 = 追い越し"目的"のはみ出し禁止

工事や駐車車両を避けるなど、「追い越し」以外のやむを得ない理由であれば、黄色の実線をはみ出して通行することは可能です。

二重線の場合は自分の車線側を見る

中央線が二重線(例:黄色実線+白破線)の場合、自分が走行している車線側の線のルールに従います。自分が白破線側ならはみ出し追い越しOK、黄色実線側ならNGです。