新学習指導要領 準拠 (2021年度以降適用)

中学数学 公式一覧
全公式・定理 完全網羅版

当サイトは、中学数学(中学1年、中学2年、中学3年)で習う全公式・定理をまとめた公式一覧ページです。

定期テストの復習から高校受験に向けた総整理まで、すべての中学生・受験生が活用できるリファレンスとしてご活用ください。

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中学1年 公式一覧

正の数・負の数 / 文字の式

計算の法則

交換法則:$a+b = b+a, \ a \times b = b \times a$

結合法則:$(a+b)+c = a+(b+c)$

分配法則:$a(b+c) = ab+ac$

絶対値

数直線上で、原点からある数までの距離。

例:$|+5| = 5, \ |-3| = 3$

文字式の表し方のルール

・$\times$ (かける) は省く:$a \times b \implies ab$

・数は文字の前に:$x \times 3 \implies 3x$

・$1$ や $-1$ の $1$ は省く:$1 \times x \implies x$

・$\div$ (わる) は分数に:$a \div b \implies \frac{a}{b}$

方程式

等式の性質

$A = B$ ならば

① $A+C = B+C$ (両辺に同じ数を足す)

② $A-C = B-C$ (両辺から同じ数を引く)

③ $AC = BC$ (両辺に同じ数をかける)

④ $\frac{A}{C} = \frac{B}{C} \ (C \neq 0)$ (両辺を同じ数でわる)

移項

項の符号を変えて、等号の反対側に移すこと。

比例と反比例

比例

式:$y = ax$

($a$ は比例定数)

特徴:$x$ が2倍、3倍になると、$y$ も2倍、3倍になる。グラフは原点を通る直線。

反比例

式:$y = \frac{a}{x} \quad (xy = a)$

($a$ は比例定数)

特徴:$x$ が2倍、3倍になると、$y$ は$\frac{1}{2}$倍、$\frac{1}{3}$倍になる。グラフは双曲線。

平面図形・空間図形

おうぎ形

半径を $r$、中心角を $a^\circ$、弧の長さを $l$、面積を $S$ とすると

弧の長さ:$l = 2\pi r \times \frac{a}{360}$

面積:$S = \pi r^2 \times \frac{a}{360}$

面積の別公式:$S = \frac{1}{2}lr$

立体の体積と表面積

底面積を $S$、高さを $h$ とする。

柱の体積:$V = Sh$

錐(すい)の体積:$V = \frac{1}{3}Sh$

球 (半径 $r$)

球の体積:$V = \frac{4}{3}\pi r^3$

球の表面積:$S = 4\pi r^2$

データの活用

代表値と度数

平均値:データの合計 $\div$ データの個数

中央値 (メジアン):データを大きさ順に並べたときの中央の値。

最頻値 (モード):最も多く現れる値。

相対度数

相対度数 $= \frac{\text{その階級の度数}}{\text{度数の合計}}$

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中学2年 公式一覧

式の計算 / 連立方程式

等式の変形

方程式と同じように移項や両辺の掛け割りを行い、目的の文字「$x = \dots$」の形にする。

例:$y = ax+b$ を $x$ について解く

$\implies ax = y-b \implies x = \frac{y-b}{a}$

連立方程式の解き方

・加減法:2つの式の辺々を足したり引いたりして、1つの文字を消去する。

・代入法:一方の式を $x = \dots$ ($y = \dots$) の形にし、もう一方の式に代入する。

1次関数

1次関数の式と変化の割合

式:$y = ax + b$

($a$ は傾き または 変化の割合、$b$ は切片)

変化の割合

変化の割合 $= \frac{yの増加量}{xの増加量} = a$

直線の式の求め方

① 傾き $a$ と通る1点 $(p, q)$ が分かる場合:

$y = ax+b$ に代入して $b$ を求める。

② 通る2点 $(x_1, y_1), (x_2, y_2)$ が分かる場合:

傾き $a = \frac{y_2-y_1}{x_2-x_1}$ を計算してから代入するか、連立方程式で解く。

平行線・多角形・図形の合同

平行線と角

対頂角:常に等しい。

2直線が平行ならば:

・同位角は等しい。

・錯角は等しい。

(逆も成り立つ)

多角形の角

$n$角形の内角の和:$180^\circ \times (n-2)$

多角形の外角の和:常に $360^\circ$

三角形の合同条件

① 3組の辺がそれぞれ等しい。

② 2組の辺とその間の角がそれぞれ等しい。

③ 1組の辺とその両端の角がそれぞれ等しい。

直角三角形の合同条件

① 斜辺と1つの鋭角がそれぞれ等しい。

② 斜辺と他の1辺がそれぞれ等しい。

四角形と確率

平行四辺形の性質と条件

性質 (すでに平行四辺形である)

① 2組の対辺はそれぞれ等しい。

② 2組の対角はそれぞれ等しい。

③ 対角線はそれぞれの中点で交わる。

平行四辺形になるための条件

上の性質3つ、または定義(2組の対辺が平行)、または

④ 1組の対辺が平行でその長さが等しい。

特別な平行四辺形

・長方形:4つの角がすべて等しい。

・ひし形:4つの辺がすべて等しい。

・正方形:4つの角が等しく、4つの辺も等しい。

確率

事象Aの起こる確率 $p$:

$p = \frac{\text{事象Aの起こる場合の数}}{\text{起こりうるすべての場合の数}}$

※すべての場合が「同様に確からしい」とする。

確率の範囲と「起こらない」確率

$0 \le p \le 1$

事象Aが起こらない確率 $= 1 - p$

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中学3年 公式一覧

式の展開・因数分解 / 平方根

乗法公式 (展開と因数分解)

① $(x+a)(x+b) = x^2+(a+b)x+ab$

② $(a+b)^2 = a^2+2ab+b^2$

③ $(a-b)^2 = a^2-2ab+b^2$

④ $(a+b)(a-b) = a^2-b^2$

※右から左へ変形するのが因数分解。
共通因数でくくる $Ma+Mb = M(a+b)$ を常に最初に確認する。

平方根 (ルート)

$x^2 = a$ となるとき、$x$ を $a$ の平方根という。

正の数は $\sqrt{a}$、負の数は $-\sqrt{a}$

平方根の計算

$\sqrt{a} \times \sqrt{b} = \sqrt{ab}$

$\frac{\sqrt{a}}{\sqrt{b}} = \sqrt{\frac{a}{b}}$

$\sqrt{a^2 b} = a\sqrt{b} \quad (a>0)$

有理化:分母の $\sqrt{a}$ をなくすために、分母と分子に $\sqrt{a}$ をかける。

2次方程式 / 関数 $y=ax^2$

2次方程式の解の公式

$ax^2+bx+c = 0 \ (a \neq 0)$ の解は

$x = \frac{-b \pm \sqrt{b^2-4ac}}{2a}$

※因数分解ができる場合は $(x-p)(x-q)=0$ から $x=p, q$ とする。

関数 $y=ax^2$ の変化の割合

$y=ax^2$ において、$x$ の値が $p$ から $q$ まで増加するときの変化の割合は:

変化の割合 $= a(p+q)$

相似な図形 / 円 / 三平方の定理

相似条件と面積比・体積比

三角形の相似条件

① 3組の辺の比がすべて等しい。

② 2組の辺の比とその間の角がそれぞれ等しい。

③ 2組の角がそれぞれ等しい。

比の関係

相似比が $m : n$ のとき

面積比 $= m^2 : n^2$

体積比 $= m^3 : n^3$

中点連結定理

△ABCの辺AB, ACの中点M, Nについて

$MN \parallel BC, \ MN = \frac{1}{2}BC$

円の性質

円周角の定理

1つの弧に対する円周角の大きさは、その弧に対する中心角の大きさの半分である。

$\angle APB = \frac{1}{2}\angle AOB$

同じ弧に対する円周角はすべて等しい。

半円の弧に対する円周角

直径に対する円周角は $90^\circ$ である。

三平方の定理 (ピタゴラスの定理)

直角三角形の斜辺を $c$、他の2辺を $a, b$ とすると

$a^2 + b^2 = c^2$

特別な直角三角形の辺の比

・$45^\circ-45^\circ-90^\circ$ (直角二等辺三角形)

$1 : 1 : \sqrt{2}$

・$30^\circ-60^\circ-90^\circ$ (正三角形の半分)

$1 : 2 : \sqrt{3}$ (斜辺が2)

よく出るピタゴラス数

$3:4:5, \ 5:12:13, \ 8:15:17$