JR東日本への要望書まとめ(要望者:富山慶一)
要望1:青梅線河辺始発快速東京行・中央線東京始発快速河辺行の増発
青梅市の中心が河辺駅へシフトし、既存の3番線ホームの活用が限定的であることから、河辺駅発着の快速列車を増発することで、利便性向上と輸送効率化を図ります。
要点
1
河辺駅の重要性増大: 青梅市の中心が青梅駅から河辺駅へシフト。行政・商業施設が集積し、市民の利便性向上が急務。
2
3番線ホームの有効活用: 新たに折り返し可能となった3番線ホームの活用が限定的。増発により輸送力強化と設備活用。
3
青梅線の輸送効率向上: 青梅駅に集中する直通列車を分散させ、ダイヤ編成の制約を緩和し、効率的な運行を実現。
期待される効果
現状: 青梅駅に集中 → ダイヤ制約 & 3番線の活用が限定的
改善: 河辺駅始発増発 → 発着駅分散 & 3番線活用
- 輸送効率向上と地域活性化
- 通勤・通学の利便性向上(河辺・小作・羽村・福生エリア)
- 設備の有効活用と輸送力増強
- 青梅線沿線の活性化
要望2:奥多摩発河辺行・河辺発奥多摩行の設定
奥多摩町民の河辺駅への移動負担軽減と、河辺駅周辺の利便性向上を目指し、日中時間帯に限り直通列車を設定します。
要点
1
奥多摩町民の移動負担: 河辺駅への移動で青梅駅での乗り換えが必要。高齢者や子育て世代に大きな負担。
2
河辺駅周辺の利便性: 青梅市の商業中心が河辺駅へ移行。直通列車でアクセス向上。
3
青梅駅の混雑緩和: 乗り換え集中による青梅駅の混雑を緩和。
期待される効果
現状: 奥多摩 → 青梅駅 (乗り換え) → 河辺
改善: 奥多摩 → 河辺 (直通)
- 移動負担の軽減(乗り換えなし)
- 駅混雑緩和
- 地域活性化
- 青梅線の利用促進と沿線地域の活性化
要望3:青梅線直通ホリデー快速の河辺駅通年停車化
青梅線沿線の観光需要の高まりと、河辺駅の利用者の多さを鑑み、ホリデー快速の河辺駅通年停車を要望します。
要点
1
観光需要の増加: 青梅線沿線の観光地人気が高まり、観光客の利便性向上が必要。
2
乗り換えの不便さ: 河辺駅目的の利用者は乗り換えが必要で不便。
3
河辺駅の利用者数: 河辺駅は青梅駅より乗降客数が多く、地域の中心。
期待される効果
現状: ホリデー快速 河辺駅通過 → 乗り換え発生
改善: ホリデー快速 河辺駅停車
- 利便性向上と所要時間影響最小限
- 観光客の利便性向上と観光促進
- 乗り換えの手間削減
- 地域発展への貢献と乗車率向上
- 所要時間への影響は最小限
要望4:五日市線全列車の終日立川直通運転化
鉄道運行の直通化の流れと拝島駅の混雑緩和、利用者の利便性向上を目指し、五日市線全列車の終日立川直通運転を要望します。
要点
1
鉄道運行のトレンド: 近年、直通運転が輸送体系の主流。五日市線も追随すべき。
2
拝島駅の混雑: 多くの列車が拝島駅止まりで、乗り換えによる混雑が発生。
3
利用者の利便性向上: 立川駅への直通で乗り換え負担を軽減し、通勤・通学を快適に。
期待される効果
現状: 五日市線 → 拝島駅 (乗り換え) → 立川
改善: 五日市線 → 立川 (直通)
- 混雑緩和と利便性向上
- 乗り換え負担の軽減
- 拝島駅の混雑緩和
- 通勤・通学の利便性向上と生活の質の向上
- 環境負荷の軽減(マイカーから公共交通へ)
要望5:中央線と五日市線(東京~武蔵五日市間)の直通運転の再実施
沿線人口増加や地域経済発展を鑑み、中央線と五日市線の直通運転再開を要望します。特に西武線への乗客流出抑制も目的とします。
要点
1
通勤・通学の利便性向上: 拝島駅での乗り換えによる時間ロスと混雑を解消。
2
青梅線との一体運行: 拝島駅での増結により、効率的なダイヤと混雑緩和を実現。
3
沿線地域の活性化: 都心へのアクセス改善で人口流出を抑制し、地域経済を活性化。
期待される効果
現状: 五日市線 → 拝島駅 (乗り換え) → 東京方面
改善: 五日市線 → 東京 (直通)
- 所要時間短縮と西武線への流出抑制
- 所要時間の短縮と快適な移動
- 混雑緩和と効率的なダイヤ編成
- 地域経済の活性化と人口増加
- 西武線への乗客流出抑制とJRの輸送収入向上
要望6:中央線通勤特快の西八王子駅停車化
西八王子駅の利用者増加と利便性向上、八王子駅の混雑緩和のため、中央線通勤特快の西八王子駅停車を要望します。
要点
1
利用者数の多さ: 西八王子駅は高尾駅を上回る利用者数で、周辺の居住者も増加。
2
通勤・通学の利便性向上: 通勤特快停車で新宿・東京方面への移動時間が約5〜7分短縮。
3
グリーン車導入への対応: グリーン車利用機会の拡大。
4
混雑の緩和: 八王子駅での乗り換え集中を分散し、混雑を緩和。
期待される効果
現状: 西八王子 → 快速・中央特快のみ/八王子乗り換え → 時間ロス & 八王子混雑
改善: 西八王子 → 通勤特快停車
- 時間短縮と混雑分散
- 通勤・通学時間の短縮
- グリーン車活用機会の拡大
- 八王子駅の混雑緩和とスムーズな輸送
- 所要時間への影響は最小限
要望7:中央快速線の列車種別統一
利用者の利便性向上と列車種別の明確化のため、中央快速線の列車種別名称の統一を要望します。
要点
1
名称の混乱: 「中央特快」「青梅特快」は停車駅が同じにもかかわらず名称が異なり、利用者を混乱させる。
2
整合性の確保: 同じ停車パターンには同一名称を付与し、案内の一貫性を図る。
期待される効果
現状: 中央特快 / 青梅特快 (同じ停車駅) → 利用者混乱
改善: 特別快速 (名称統一)
- 案内簡素化と分かりやすさ向上
- 運行管理の効率化
- 利用者認識の向上と利便性の強化
要望8:上り通勤快速の新設
夕方の通勤時間帯に限り、現行の上り中央特快を通勤快速に置き換えることで、利便性と速達性の両立を図ります。
要点
1
夕方上り列車の状況: 比較的混雑が少なく、停車駅を増やしても影響が小さい。
2
沿線住民の利便性向上: 吉祥寺・荻窪を通過する中央特快の不便さを解消。
3
埼京線との比較: 埼京線では上り下り共に通勤快速が運行されており、中央線でも同様の措置を。
期待される効果
現状: 上り中央特快 (吉祥寺・荻窪通過) → 特定駅の利便性低下
改善: 上り通勤快速に置き換え
- 速達性維持と利便性向上
- 速達性と利便性の両立
- 混雑緩和と輸送力の最適化
- 利用者満足度の向上と中央線の利用促進
要望9:下り通勤特快の新設
朝の通勤時間帯における東京発高尾・青梅方面行の下り速達列車を新設し、多摩地域の活性化と混雑分散を図ります。
要点
1
朝の下り列車の不足: 特急を除き速達列車が少なく、移動需要に対応しきれていない。
2
速達列車の必要性: 快速列車では所要時間が長く、長距離移動者の利便性向上が急務。
期待される効果
現状: 朝の下り → 快速のみ → 所要時間長い & 混雑集中
改善: 下り通勤特快新設
- 多摩地域活性化と混雑分散
- 多摩地域の活性化
- 混雑の分散効果と通勤時間の短縮
- 現行ダイヤへの適応性(大幅な修正不要)
要望10:湘南新宿ラインおよび上野東京ラインの停車駅パターン統一
運行体系の整理と利用者の利便性向上のため、湘南新宿ラインと上野東京ラインの停車駅パターンを統一化し、普通列車・快速列車を再編します。
要点
1
現行ダイヤの問題点: 湘南新宿ラインに普通列車がなく、停車駅パターンが混在し混乱。
2
普通列車の新設: 湘南新宿ラインに普通列車を設定し、利便性を向上。
3
停車駅パターンの統一と快速列車の整理:
- 湘南新宿ライン普通: 熱海~戸塚間の各駅、東戸塚、保土ヶ谷、横浜、新川崎、武蔵小杉、西大井、大崎、恵比寿、渋谷、新宿、直通先各路線も各駅停車
- 上野東京ライン普通: 熱海~戸塚間の各駅、横浜、川崎、品川、新橋、東京、上野、直通先路線も各駅停車
- 湘南新宿ライン快速: 熱海~小田原間の各駅、国府津、平塚、茅ヶ崎、藤沢、大船、戸塚、横浜、武蔵小杉、大崎、恵比寿、渋谷、新宿、直通先各路線も快速運転
- 上野東京ライン快速: 熱海~小田原間の各駅、国府津、平塚、茅ヶ崎、藤沢、大船、戸塚、横浜、川崎、品川、新橋、東京、上野、直通先各路線も快速運転
期待される効果
現状:
- 湘南新宿ラインに普通列車がなく、停車駅パターンが混在し混乱。
- 湘南新宿ライン快速は普通列車との差が小さく、速達性効果が低い。
- 横須賀線内に退避駅がなく、快速運転しても先行列車に追いつく。
改善:
- 湘南新宿ラインに普通列車を設定し、利便性を向上。
- 「(現)湘南新宿ライン快速」を廃止し、「(現)湘南新宿ライン特別快速」を「(新)湘南新宿ライン快速」に改称し、上記の停車駅パターンを適用。
- 上野東京ラインに「上野東京ライン快速」を新設。(旧「快速アクティー」と同停車駅、愛称なし)
- 湘南新宿ライン快速・上野東京ライン快速は直通先の宇都宮線・高崎線内でも快速運転を実施。
- 運行体系が明確化と利用者の混乱軽減
- 利便性の向上と速達性の確保
- 輸送効率の最適化