中央線・京葉線 直通運転計画インフォグラフィック(将来構想)

構想の背景と目的

首都圏の主要路線である中央線の抜本的な課題解決と、新たな都市間ネットワークの創出を目指す将来的な構想です。

国内有数の混雑率!
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180%

現在の課題

中央線快速電車は、朝のラッシュ時に新宿駅・東京駅方面へ向かう多くの乗客で常に混雑しています。既存の線路容量ではこれ以上の輸送力増強が難しく、抜本的な混雑緩和策が求められています。

既存の中央線
地下新線

構想される解決策

立川駅から東京駅までの区間に、新たに地下トンネルによる複線を建設する構想です。これにより、既存の地上線から快速電車の一部を分離し、線路容量を大幅に増加させることが可能になります。

立川
蘇我
東京

新たなネットワーク

地下新線は、東京駅で既存の京葉線と接続します。これにより、多摩地域(中央線沿線)から千葉方面(京葉線沿線)まで、乗り換えなしの直通運転が可能となり、広域的な移動が劇的に便利になります。

期待される効果

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多摩・千葉のダイレクト接続

立川・八王子方面から舞浜・海浜幕張方面まで、乗り換えなしで直通します。通勤・通学だけでなく、レジャー目的の移動も格段に快適になります。

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抜本的な混雑緩和

快速電車の一部が地下新線へ分散されることで、既存の中央線地上線の混雑率が大幅に改善されます。快適な車内空間の創出に繋がります。

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飛躍的な速達性向上

地下新線は、既存線よりも停車駅が絞られることで、立川〜東京間の所要時間が短縮されます。これにより、多摩地域と都心間の移動がよりスピーディーになります。

停車駅一覧(案)

駅名 通勤特快(中央線内)

特別快速(京葉線内)
通勤特快(中央線内)

快速(京葉線内)
特別快速(中央線内)

特別快速(京葉線内)
特別快速(中央線内)

快速(京葉線内)
通勤快速
(地上線)
快速
(地上線)
各駅停車
(中央・総武線)
各駅停車
(京葉線)
大月--
猿橋--
鳥沢--
梁川--
四方津--
上野原--
藤野--
相模湖--
高尾--
西八王子--
八王子--
豊田--
日野--
立川 - -
国立 - -
西国分寺 - -
国分寺 - -
武蔵小金井 - -
東小金井 - -
武蔵境 - -
三鷹 -
吉祥寺 -
西荻窪 -
荻窪 -
阿佐ヶ谷 -
高円寺 -
中野 -
東中野 -
大久保 -
新宿 -
代々木 -
千駄ヶ谷 -
信濃町 -
四ツ谷 -
市ヶ谷 -
飯田橋 -
水道橋 -
御茶ノ水 -
神田 千葉方面 -
東京 -
八丁堀---
越中島---
潮見---
新木場---
葛西臨海公園---
舞浜---
新浦安---
市川塩浜---
二俣新町---
南船橋---
新習志野---
幕張豊砂---
海浜幕張---
検見川浜---
稲毛海岸---
千葉みなと---
蘇我---
...上総一ノ宮
...君津
直通---直通

直通列車の例

蘇我発 → 大月行

京葉線 特別快速
中央線 特別快速

君津発 → 高尾行

内房線 快速
京葉線 快速
中央線 特別快速

大月発 → 蘇我行

中央線 通勤特快
京葉線 特別快速

高尾発 → 上総一ノ宮行

中央線 特別快速
京葉線 快速
外房線 各駅停車

青梅発 → 君津行

青梅・中央線 特別快速
京葉線 特別快速
内房線 快速

凡例

  • : 停車
  • : 通過
  • : 土曜・休日は通過
  • -: 運行区間外
  • : 地下新線走行区間

注釈

  • 直通列車は立川~東京間で地下新線を走行します。
  • 地上線走行の通勤快速・快速は京葉線へ直通しません。
  • 中央・総武線各駅停車は三鷹~御茶ノ水間で緩行線を走行し、千葉方面へ向かいます。
  • 東京駅・蘇我駅で列車種別が変更となる場合があります。
  • 通勤特快・特別快速が地下区間を走行するため、通勤快速は国立・西国分寺・武蔵小金井を停車としました。
  • 通勤特快を西八王子に停車とした理由については、JR東日本への要望書を参照してください。